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February 17, 2008
読書感想:山本弘 『シュレディンガーのチョコパフェ』
SFの王道──といっても、王道は人それぞれかもしれませんが、僕にとってはSFを読んだー! という満足感のある短編集で、とても面白かったです。
収録作のなかでのぼくのベストは、「七パーセントのテンムー」。
面白いSFを読んだ後の、世界やものの見方がちょっとだけ変わった気がするというのを、いちばん感じたというか。
自分の意識とか、見えている(と思っている)ものとか、ちょっと認識がぐらつかされた感じがなんとも……。
次に印象的で面白かったのが、「奥歯のスイッチを入れろ」。
サイボーグ009に代表されるあの加速装置の、現実の物理法則の中ではどのようなことになるのか?
その挙動・感覚などの徹底的、合理的な描写がすごく格好良くて痺れました。
その二作意外も全編にわたって、作者のSFというジャンルへの思い入れが詰まっているのがわかる、うれしい一冊でした。

シュレディンガーのチョコパフェ (ハヤカワ文庫 JA ヤ 6-1) 山本弘
Category : 読書感想2008
Posted by Donkey : February 17, 2008 03:38 PM
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