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May 28, 2007
『銀河辺境への道』 A・バートラム・チャンドラー

銀河辺境シリーズ〈1〉 翻訳:野田昌宏
星間運輸公社の商船〈イプシロン・セキスタンス〉が突如宇宙海賊の魔手に襲われた! いちはやく信号をキャッチし救援ににけ緒ける僚船〈デルタ・オリオニス〉。だが、そのかれらの前には無惨に破壊された宇宙船が、そして犠牲者の累々たる死体が残されているばかりだった。しかもその中には〈デルタ・オリオニス〉船長クレーヴンの婚約者さえいる。そして、復仇の怒りに燃える船長以下、血気盛んな新任宇宙軍少尉、美貌のパーサーらが急遽武装商船を仕立てあげ壮烈な追撃戦を展開するのだった!直径十万光年に達する大銀河に繰り広げられる宇宙の男たちとそして女たちの哀歓を、詩情豊かにつづる壮大な宇宙ロマン、銀河辺境シリーズ第一弾!
20数年ぶりの再読。
古くさく感じるのを覚悟してたけど、そんなこと全然なくて楽しめたてよかった。
ストーリーは実はほとんど忘れてたけど、マンシェン駆動(超光速駆動)のフィールドに巻き込まれると、人体が裏返し(内臓むき出し)になっちゃうのだけは、なぜかすごく印象に残ってたんだよなあ。
超光速航行中の異次元空間と、通常空間を使い分けた宇宙戦闘が、なかなかいい!
特に超光速航行中の戦闘は、質量を変えることができないのでミサイルなどの実体弾が使えないとか、時空同調(シンクロナイズ)とか、制限があるのがカッコイイ!
イデオンのデスファイトとか、「星界…」の時空泡とかを連想したり。
超光速通信などに超能力者のテレパシーを使っていて、犬の脳を使った機械をその補助に使っているとかは、ちょっと「鼠と竜のゲーム」も連想したり。
カッコイイといえば、口絵イラスト!

銀河辺境シリーズは口絵がメカ図解で、これにシビレてたんですよ!
表紙、口絵、本文のイラストは加藤直之で、正直なところ当時はまだそれほど上手ではないんですが、でもカッコよくていいんですよこれが。
よく真似してメカ図解を描いてたなぁ(^^
先日の物置整理で銀河辺境シリーズは7巻まで出てきたんだけど、実際何巻まで出ていたんだろう? と検索してみたら……
◆A・バートラム・チャンドラー〈A. Bertram Chandler〉
ハヤカワ文庫だけで、15巻+外伝8巻も出ていたのか!
さすが、いまから全部集めるのはキビシそうだ。とりあえずは持ってる7巻まで再読して楽しもう。
記憶をたどってみると、このシリーズを読み始めたきっかけって、ほかの本との勘違いからだったような覚えがある、かすかに……。
SFマガジンの書評か紹介で興味を持った、ラリイ・ニーブンの『太陽系辺境空域』を本屋に探しに行ったとき、「辺境」つながりで手に取ったのがきっかけだったような……。
もしかしたら逆だったかもしれないけど(^^;
Posted by Donkey : May 28, 2007 03:51 PM
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